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紅映(べにさし)梅の歴史

福井梅の発祥は江戸時代の天保年間(1830~44年)に、若狭町西田地区の平太夫と助太夫という家の庭に実梅が植えられていたことに始まります。
この木は屋号から「平太夫梅」「助太夫梅」と呼ばれていました。その後、先人達の努力によって明治時代にこの地に合った品種改良が行われ今の「紅映梅」が生まれました。

紅映(べにさし)梅の特徴

梅の品種は40品種ほどで、全国的に栽培されている品種「南高梅」「白加賀」で梅収穫量全体の40%以上を占めています。
紅映梅(ベニサイウメ)は、種が小さく果肉が厚く、果皮がやわらかいなど、その品質は南高梅に勝ると云われ、美味しい果汁を搾るのにも適していますが、栽培が難しく、収穫量が少ないなどの理由から、その産地は、ほぼ100%福井県内に限られ、しかもその75%以上が紅映梅発祥の地である若狭町で栽培されています。
紅映梅は流通量全体の1%程度しか流通されていない「希少品種」ですが、1977年「日本赤十字社福井県支部100周年」の際に来福された三笠宮妃殿下とのご縁で福井梅(紅映梅)のご献上がはじまり、毎年三笠宮家を通じて、天皇家はじめ六宮家へ福井梅(紅映梅)が献上されるなど、知る人ぞ知る「究極の梅」なのです。

梅の効能

  梅に含まれる成分でよいと言われているもの
疲労回復 クエン酸は、疲労物質を分解し排泄させます。またイライラの原因であるカルシウム不足を補います。
食中毒予防 コレラ菌やバクテリアに対する抗菌・殺菌作用があります。
整腸作用 梅には胃や腸を助ける働きがあり、便秘や下痢を解消します。
夏バテ防止 梅は見ただけでも唾液の分泌を盛んにさせます。
また梅を食べる事によって、唾液や胃液の分泌が盛んになり食欲増進、夏バテ防止につながります。
肝機能の向上 ピクリン酸が肝機能を活性化させ、二日酔いの防止にもなります。
また梅の解毒作用が肝臓を助け正常化させます。
老化予防 クエン酸には老廃物を排除して新陳代謝をスムースにする働きがあり、皮膚の若さを保ちます。
また、パロチンという若返りホルモンも多量に含まれています。
血液の浄化 血液を弱アルカリ性に保ち、血液をキレイにします。
梅に含まれる梅ポリフェノールは、高血圧・動脈硬化を抑制につながると言われています。
高血圧・糖尿病
高脂血症を予防
梅を食べると脂肪細胞の中にあるアディポネクチンが活発になり、インスリンの働きが高まります。
すると、中性脂肪やコレステロールを下げる働きとなるそうです