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クエン酸とは

クエン酸は柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつです。
一般的に日常食べる梅干しやレモンに含まれる酸味です。

クエン酸の働き

クエン酸は疲労物質の原因である乳酸を退治するという重要な役目と翌日に疲れを持ちこさないという働きがあります。
クエン酸は摂取2時間後に効果が最大でおおよそ4時間で消滅します。

 

現代人に於けるクエン酸不足

激しい運動もしていないのに、いつもと同じ生活をしているだけなのに、疲労を感じた経験はありませんか? 
現代人は慢性的に肉体的疲労と精神的疲労が蓄積されています。
実は、クエン酸に代表される有機酸不足が現代人の疲労の大きな原因だったのです。クエン酸がなくなると疲れの原因である乳酸が増え慢性疲労となっていきます。疲れの原因にはクエン酸(有機酸)が大きく影響しているのです。残念ながら日本人の7割がこのクエン酸(有機酸)が不足していると云われています。
現代人の体内酸素はさまざまなストレスにより非常に低下しています。クエン酸は本来、体内のTCA回路(クエン酸サイクル)でつくられますが、実はこのTCA回路が動く為には酸素が必要なのです。TCA回路(クエン酸サイクル) を回している酸素が不足すると、クエン酸は生まれなくなり、当然エネルギーも産生されなくなってしまう。これこそが、現代人の身体でクエン酸が作られない最大の理由となっています。
運動や仕事、暑い季節にカラダのコンディションを保つためには、アミノ酸・クエン酸と水分の補給は欠かせません。


TCA回路(クエン酸サイクル)

クエン酸サイクルを理論的に裏付けて証明したのが、1953年にノーベル生理学・医学賞を授与したハンス・アドルフ・クレープス博士のクエン酸サイクル説です。私たちが食するタンパク質・糖質・脂質といった食物から消化された栄養分がクエン酸サイクルにのって円滑に循環するというものです。つまり、クエン酸を摂れば、人間の健康に最も大切なサイクル運動が得られ、体がすっきりし健康維持、増進に大いに役立つという理論。糖質の例では右図のようなサイクルとなります。




梅には有機酸(クエン酸)がいっぱい

さまざまな農作物のなかでも「梅」の有機酸含有量はトップクラスです。





古来より伝えられている梅の効能

「梅」は日本古来より身体に良いものと言われ、次のような効果があります。

梅に含まれる成分でよいと言われているもの
疲労回復
クエン酸は、疲労物質を分解し排泄させます。またイライラの原因であるカルシウム不足を補います。
食中毒予防
コレラ菌やバクテリアに対する抗菌・殺菌作用があります。
整腸作用
梅には胃や腸を助ける働きがあり、便秘や下痢を解消します。
 夏バテ防止
梅は見ただけでも唾液の分泌を盛んにさせます。また梅を食べる事によって、唾液や胃液の分泌が盛んになり食欲増進、夏バテ防止につながります。
肝機能の向上
ピクリン酸が肝機能を活性化させ、二日酔いの防止にもなります。また梅の解毒作用が肝臓を助け正常化させます。
 老化予防
クエン酸には老廃物を排除して新陳代謝をスムースにする働きがあり、皮膚の若さを保ちます。また、パロチンという若返りホルモンも多量に含まれています。
 血液の浄化
血液を弱アルカリ性に保ち、血液をキレイにします。梅に含まれる梅ポリフェノールは、高血圧・動脈硬化を抑制につながると言われています。
高血圧・糖尿病
高脂血症を予防
梅を食べると脂肪細胞の中にあるアディポネクチンが活発になり、インスリンの働きが高まります。すると、中性脂肪やコレステロールを下げる働きとなるそうです